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仕事紹介|新事業インハウスソリューションを立ち上げて全社牽引する部署責任者の仕事とこれまで
エージェントで活躍する新卒入社メンバーをご紹介します!

2018年に新卒入社し、現在は事業責任者を務める佐藤。入社以来プロモーションイベントの運営を中心に手掛け、コロナ禍では新たな取り組みとなるインハウスソリューションの立ち上げに尽力。現在ではインハウスソリューションを軸に億単位案件を次々と受注し、全社の売上を牽引しています。
仕事内容
インハウスソリューションやオンラインソリューションを手掛ける事業部で、責任者をしています。
「インハウスソリューション」は、クライアントの組織に入って、その組織の目標を達成することを目的としています。事業開発やイノベーションを起こすことが難しい成熟した企業に入りこみ、変革を起こすことで、所得が上がり、老後に備えられ、出産を躊躇しない。起こりうる少子高齢化を希望を持って、ポジティブに迎えることができる社会を創っていきたいと思っています。
「オンラインソリューション」では、リモートで発生する制限をオンラインの力を使って解消する事業を行っています。例えば、会社行事や研修のオンライン化、保護者参加が難しくなってしまった学校行事の配信など、遠隔でもイベントを高品質で楽しめる環境づくりを提案しています。
私は「インハウスソリューション」を中心に、実際にクライアント組織内での企画立案を行っています。クライアント先で事業を発案し、自社を発注先とすることで企画の実現までトータルサポートを行います。
佐藤の一日
- 9:00| 出向先へ出社/一日のタスクの整理
出向先の企業へ出社します。 ノートにやるべきこと・やりたいことを洗い出し、優先順位をつけ、出社~帰社までの一日のスケジュールをデザインします。 - 9:30| 思考系のタスクを処理
一番頭の使うタスクを処理します。一日で一番重要な時間です。
具体的には、企画書の骨子作成、業務手順書の草案作成、新規のプロジェクトのWBSの要素洗い出し、進行しているプロジェクトの全体の進捗確認と課題の洗い出し等を行います。 - 11:00| 制作系のタスクを処理
洗い出した内容を実際の資料にまとめていきます。 アウトプットとしては、企画書、業務手順書、WBS等が出来上がります。 - 12:00| ランチ
仕事のことから離れ、ゆっくり休憩します。一緒に出向しているメンバーやパートナー会社の方と一緒に行くこともあれば、ひとりでとることもあります。 - 13:30| 既存プロジェクトミーティング×2~3本
各プロジェクトの定例会を進行します。 各担当の進捗の確認、課題の洗い出し、翌一週間のタスクの洗い出しを行います。 ここでプロジェクト進行におけるボトルネックを取り除くことが重要です。 - 15:00| 新規案件のご提案ミーティング
新規案件の提案を実施。 1回で受注に至ることはほぼ無く、提案毎に頂く、顧客からのフィードバックをもとに3~5回ほど再提案を実施することが多いです。 - 16:00| ミーティングで出たタスクの処理
既存プロジェクトMTG、新規案件のご提案MTGからその日うちに進めるべきことをピックアップし対応を実施します。 - 17:00| 事務作業
各ワークフローの承認、勤怠の提出、PLの確認など出向先企業における事務作業と、エージェントの事務作業を行います。 一日分のメールの返信を行います。 - 18:00~| 雑務&残タスク&退社
優先順位は低いが実施しなければ行けない作業等は頭の回らない夕方の時間に行います。 基本は翌日に仕事は持ち越さずに、終了させてから退社します。
入社からこれまで
入社して1~2年目は新商品のプロモーションイベントの運営に携わっていました。全国のAGメンバーや委託先と連携して、1日100名を動かす大型案件です。
実は1年目ではこのプロジェクトを完遂できず、一度手放してしまった時期がありました。運営にも多くの人が関わる分「誰かがやってくれるだろう」とか、他の人がやっていなくて全体の進捗が遅れたとしても「自分はやっているし」という思いが当時はあったんです。どこか他人事だったんですよね。でも、プロジェクトの中枢にいるからには、やっていないのが違う人だったとしても責任は私にあるんです。だから、他の人のミスでも私が怒られてしまう。結局プロジェクトから離脱してしまったんですが、そのとき「自分は何もできないんだ」と愕然としました。すごく悔しかったです。
だから2年目でリベンジするチャンスが巡ってきたときは、1年目よりも高い当事者意識を持って臨むことができました。「もし自分がひとりで全部やらなければならない立場ならどうするか」と想定しながら仕事をするようになりましたね。他の人が失敗してもフォローできる体制を意識して作るようになりました。そうしたら、自分ができる範囲も広がったんです。
その後、同じ部署で責任者を任せていただけるようになったのですが、早々にコロナ禍で大打撃を受けました。当時は大規模プロモーションイベントや集合型研修の運営などを中心事業として行っており、人を集めることが制限されたことで事業を根本から見直す必要に迫られました。
その当時はPMO(プロジェクトマネジメントオフィス:特定プロジェクトの為に設置された推進組織)をひとつの商材にしようという動きがあって――つまりクライアントの要望を実現できる組織を商材として売りこむ、現在のインハウスソリューションの元となる動きですね――これを絶対実現させないと! と思ったんです。
ただ、私が出向することにはとても反対されました(笑) ユニット責任者の立場でしたし、インハウスソリューションに入るということは、それ以外の仕事がどうしても制限されるので。でも、当時はコロナの影響で休業メンバーも多く出ていて、売上を伸ばす方法がインハウスしか見つからなかったんです。私のチームが全社でもっとも多くの休業者を出してしまっていたので、メンバーの生活を支えられない! と思ったら、行かないという選択肢は考えられませんでした。

実際に自分でインハウスソリューションをやってみると、大手企業にベンチャーが入ることでいい意味での化学反応が起こせるな、と思いました。
いきなり入ってきた派遣社員が、上司にめちゃめちゃ口出しするってよく考えるとありえないことじゃないですか(笑) エージェントの社風が上下関係があまりないからこそ、こういう振る舞いができたわけなのですが、もちろん口だけで終わってしまえばただの「文句の多い人」になってしまいます。積極的に手を挙げるとか、提案するとか、「自分の価値」を感じてもらえるよう振る舞うことで徐々に信頼していただけたと思いますね。積極的に動くことで、現在は200名を動かすようなプロジェクトを任せていただけたり、出向先の社員の皆様に対して研修を行う機会もいただけました。きちんと成果が伴ったことも、信頼していただくために必要な要素だったと思います。
先方もインハウスソリューションには積極的です。私みたいな異分子が組織に入ることで、刺激になることができたのかな、と思います。クライアント組織に新しい風を送り込めるのも、インハウスソリューションの良い部分だな、と思いますね。